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イヤホン測定データサイトの紹介と周波数特性の見方

測定データがあるサイトへのリンク集を作ろうと思っていたのですが、
既に山米舛さんのブログに素晴らしいリンク集があったのでそちらを紹介します。

Complete list: headphone measurement websites
http://rinchoi.blogspot.jp/2010/05/complete-list-headphone-measurement.html

注意すべきは、サイト毎に測定やデータ表示の方法が異なるということ。
データを正しく読み取るためには、このことを十分理解しておく必要があります。
以下は周波数特性の見方についての説明。


イヤホンの周波数特性データには測定や補正の仕方によりいくつかのタイプがあります。
多くは次の3タイプのどれかに当てはまると思います。

A.人間の耳の特性を模したイヤシミュレータ(人工耳、模擬耳)で測定されたデータ
BAに何らかの補正(Diffuse Field EQ等)をかけたデータ
C.単純な筒状のカプラ(シリコンチューブ、2ccカプラ等)で測定されたデータ


例として、ER-4PTの周波数特性データをいくつか見てみましょう。


まずEtymotic Research 公式ページのデータ。

FR_official_ER-4PT.png 

http://www.etymotic.com/ephp/er4.htmlより


A(黒曲線)、およびB(灰色曲線、Listener's perceived response)の例です。
灰色曲線は図中の赤点線(Target)を基準に補正されたデータです。



Innerfidelityのデータ。

FR_ER-4PT_In.png 

http://www.innerfidelity.com/images/EtymoticER4PT.pdfより


A(灰色曲線)、およびB(赤青の曲線)の例です。
補正には独特の曲線が用いられています。詳しくは以下2つのページを。
http://www.innerfidelity.com/content/headphone-measurement-proceedures-frequency-response
http://rinchoi.blogspot.jp/2012/03/personal-concerns-regarding-other.html



私adcの測定した生データ。
FR_ER-4PT_N.png
Cの例です。
このままではAのデータとは比べられませんが、
Aとの差(RECD)を適当に補正できれば比較が可能になります。

RECD7.png
RECD6.png


RECDについて詳しくはこちらを。


以上のように、同じイヤホンの周波数特性も
測定や補正の方法によって異なって見えるため要注意です。
異なるタイプのデータ同士を単純に比べることはできません。


データを見る際には

・測定条件はどのようなものか
 (特に用いられたカプラの種類、アンプの出力インピーダンス等)
・データは何らかの補正がかけられたものか否か
・補正有の場合、どのような補正がかけられているのか

といった点に注意し、十分理解した上で見るようにしましょう。

| 測定について | 20:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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