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デスクトップ用の白いスピーカー探し

デスクトップで使用するためのスピーカーを探していたのですが、
それなりに満足できるものが見つかったので顛末をメモしておきます。

言うまでもないことですが、以下に出てくる物足りない/満足できる
などの表現は私の主観に基づくものですのでご注意を。


■スピーカー探しの動機

小型アクティブスピーカーやCORE-A55のスピーカー(LSF-A55)を使っていましたが、
どうもこれらの低音があまりにも物足りないと感じたため
以下3つの条件を満たすようなスピーカーを探してみることにしました。

白色(ホワイト)であること。個人的こだわりで絶対に譲れない部分。
・デスクトップに置けるサイズであること。
 最大で幅20cm、奥行き25cm位までOKだが、小さいほど良い。
100Hz以下の低域もそれなりに出ること
 GX-100MAのように、60Hz辺りまでフラットに出れば文句なし。 



■スピーカーの低域再生限について

スピーカーの周波数特性がどの様にして決まるかということについては
オーディオの科学内の「スピーカーの物理学」に教科書的説明があります。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm

FR_SPT.png

 http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/9722dynamicspeaker.pdf より引用

「ダイナミックスピーカーの低音再生限は
振動板の大きさでなく、共振周波数f0 で決まる」


というのが重要なポイント。
100Hz以下の低域をそれなりに出すためには、
f0がそれなりに低くなければいけないわけです。
ちなみにf0はインピーダンス特性を見れば分かります。
例えば上で触れたGX-100MAでは90Hz程度のようです。



■スピーカー4種の周波数特性&インピーダンス特性

低域がどの程度出ているか知るためには周波数特性を測定すればいいのですが、
スピーカーの周波数特性は部屋の共鳴や測定位置等の影響を強く受けるため
普通の部屋で正確な測定を行うのは難しいです。
周波数特性と同時にインピーダンス特性も測定し、f0を明らかにすることで
周波数特性データの信頼性をそれなりに確かめることができます。

以下にいくつか測定結果を載せますが、
このページに掲載している周波数特性は普通の6畳間で測ったものであり
スピーカー単体の特性からは大きくかけ離れています
それでも低域がどの程度出ているかの相対比較程度には使えるはずです。
私の部屋の共振は70Hz、150Hz、220Hzなどに出ています。
超低域の再生音よりノイズの方が大きくなってしまった部分はカットしています。
詳しい測定条件はこのページの最後に載せてあります。


・LSF-A55

KENWOOD CORE-A55のスピーカー。
Imp_LSF-A55.png
f0は220Hz程度。パッシブラジエータによる小さなピークが150Hz辺りにあります。

FR_LSF-A55.png
f0が220Hz程度なので、200Hz以下はすっぱり切れてしまっています。
部屋の共振を含めても、まともに出ているのは140Hz辺りまで。
20Hz以下まで完璧に再生できるカナル型イヤホンの音に慣れていると
これでは物足りなく感じるのも当然でありましょう。


・AT-SP121

オーディオテクニカのアクティブスピーカー。LSF-A55より前から持っていたもの。
アクティブスピーカー故、インピーダンス特性は測定できませんでした。
FR_AT-SP121.png
低域の再生限はLSF-A55と同程度です。
価格やサイズを考えればよくできているスピーカーだと思いますが、
個人的にはやっぱり低域が物足りません。


・SP-EXS1

JVCのミニコンポ、EX-S1のスピーカー。ウッドコーンだとか何とか。
それなりにサイズがデカいので低域も出るのでは、と期待して購入しました。
Imp_SP-EXS1.png
f0は150Hz程度。LSF-A55よりは低いです。50Hz~60Hzはバスレフポートの共振。

FR_SP-EXS1.png
100Hz以下もそれなりに出ておりLSF-A55よりはまし。
しかしまだ150Hz以下は物足りないと言わざるを得ません。


・SC-N7
 
DENONのスピーカー。
元々1万円ぐらいだったのが6000円台になっていたのでつい最近購入したもの。
Imp_SC-N7.png
f0は110Hz程度。SP-EXS1よりさらに低いです。40Hz~50Hzはバスレフポートの共振。

FR_SC-N7.png
スピーカー単体でも100Hzまでは完璧に出ているはず。
バスレフポートと部屋の共振もあり、40Hzまで音圧はそれなりに確保できています。


最後に4つのスピーカーの比較です。各Rchのデータを使っています。
FR_Speakers.png


SC-N7は低域まで良く出ているといっていいと思います。
f0より下は歪が大きいとか低域が出てる分部屋の共振目立ちすぎとか
いろいろ問題もありますが、そもそも低域が出ないのに比べれば些細なことです。
個人的にはまあ満足できる特性でした。
デスクトップで使うにはちょっとデカいのが不満ですが。



■その他の白いスピーカー

ホワイトのスピーカーというだけで非常に選択肢が限られてしまうのが現状。

そんな中で個人的に特に気になっていたのがDENON SC-A7L2。

デザイン的にも高級感という意味でも見た目がよく、サイズもコンパクトで
周波数特性以外の面ではバスレフより有利そうな密閉型とかなり良さげ。

ただ、今回一番重視していた低域の再生限は
カタログスペックや方式から予測してSC-N7より不利に思えたことと、
価格もペア7000円のSC-N7に対してこちらは1本15000円と
失敗すると痛いことから今回は購入に至りませんでした。


スピーカーにしろ、ヘッドホンやイヤホンにしろ、最低限必要な情報なのですから
周波数特性とインピーダンス特性ぐらいはカタログに載せておいて欲しいものです。




■このページのデータについて
周波数特性の測定条件
・アンプはKAF-A55を使用、ボリュームを15に設定
・10Hz~20kHz、180s、-1dBのリニアスイープ信号を使用
・6畳の和室で測定
・スピーカーは奥行き60cm、高さ70cmの机の端に置いた
・マイク(WM-61A)をスピーカーの真正面50cmに置いた
・マイクの高さはスピーカー(のウーファー)の中心と合わせた
インピーダンス特性の測定条件はこちらと同じ
http://monoadc.blog64.fc2.com/blog-entry-84.html

| スピーカー, サブウーファー, プリメインアンプ | 12:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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