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Philips Fidelio S2 レビュー

Pic_Fidelio_S2.png

実売9000円前後のダイナミック型イヤホン。

※リンク メーカー製品情報ページ Amazon


■周波数特性  ※RECD補正は行っていない。詳しくはこちら。
FR_Fidelio_S2_N.png


■インピーダンス特性
Imp_Fidelio_S2.png
 


■GND共通インピーダンス

0.4Ω ケーブルは3線 ※マイク用の線を除いた数

テスターでケーブルの共通インピーダンスを測る
http://monoadc.blog64.fc2.com/blog-entry-115.html


■参考リンク

Innerfidelity
http://www.innerfidelity.com/headphone-data-sheet-downloads
Fidelio S2とS1 各2本分のデータがある。



以下私の主観を含むので事実とは異なる部分もあるかも。


■最高のダイナミック型(D型)カナル、かも

Fidelio S2はなめらかな周波数特性と抜群の低歪を兼ね備えている。

D型のカナル型イヤホンでは5k~6kHz付近にきついピークがあるものが多いが、
Fidelio S2はこのピークが比較的小さく抑えられている。
また、歪率も可聴域では100dBSPLで0.1%程度と極めて小さい。

周波数特性だけ見ればmc5なども優秀で、BA型にはさらに優秀なものもあるが、
Fidelio S2ほどの低歪を併せ持ったものはおそらくない。
歪率の低さだけ見ればSony MDR-EX1000はS2に近いが、
EX1000は周波数特性の5kHzのピークが大きい。

Innerfidelityのデータを見る限り、挿入深度さえ合えば、
最も特性が良いD型カナルイヤホンの筆頭候補だと思う。
これで価格が9000円以下というのは驚異的。非常にオススメのイヤホン。

 ※2016/3/9 追記
 現時点ではDUNU Titan 1の方がより特性が良くオススメです。

なお、下位機種のFidelio S1はあまりオススメしない。

上述したように、特性が極めて良いのがS2の売りだが、
S1はS2と比べると周波数特性・歪率とも5kHz付近がイマイチで、
特に見るべきところがない。といっても他機種と比べて特別悪いわけではないが。
S2との価格差は2000円もないので、
S1を買うぐらいならS2に行くことを強くオススメしたい。



■最大の欠点はハウジングの大きさ

カナル型イヤホンはどれもそうだが、高域の特性は挿入深度によって変わってしまう。
http://monoadc.blog64.fc2.com/blog-entry-119.html

Fidelio S2の場合、Innerfidelityのデータのような周波数特性を得るには、
外耳道の閉管気柱共鳴が10kHzに出る深さまで耳に挿入する必要がある。

しかしFidelio S2はハウジングがかなり大きいため深く挿入しにくい。

私の場合、気柱共鳴のピークを8kHzより高い周波数に上げられないため、
どうしても5k~8kHzがうるさく、その上がストンと落ちたような音になってしまう。
(丁度私の測定したデータのような状態。)
いくら素性が良かろうが、これでは私にとって良い音は得られない。
折角モノが良いだけになんとも惜しいが…。

このイヤホンに限った話ではないが、
十分な挿入深度を確保できているかどうか
スイープ信号を聞きながらチェックすると良い。



■実用上の問題

デザインや見た目は綺麗だと思うが、銅合金製なので重いし、
しばらく使っていると縁の部分にはどうしても緑青が出てくる。
また、アルマイト処理されたアルミや色のついた樹脂とは違い、
銅合金の上に塗装で色を付けてあるので、少しぶつけると簡単にはがれる。
私は2ヶ月ほどメインで使ってみたが、既に見た目はかなり汚れている。
イヤホンとしての機能に問題があるわけではないが、
デザイン重視で選ぶ人は注意すべきだろう。






| イヤホンレビュー | 20:40 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

5~6khzにピークが出ないか目立たない程度な安くて歪みも特に問題なしなd型は他にzh-dx200-ctやmc5なんかもありますね
双方共奥まで突っ込めるタイプで遮音性も高いという利点もあります
S2がちょっち高域が多めなのと同じくdx200は最低域がフラットというには出すぎ,mc5は逆にもうちょい高域と最高域が出て欲しく800~1.5khzが少々目立ち気味なので地味風味なのとイヤーチップの装着感も個人で相性が出やすいと
また別のウィークポイントが発生する感じですが・・・

| ru | 2013/11/19 22:46 | URL |

mc5(mc3)は周波数特性はそこそこですが、歪率はS2よりは明らかに劣りますね。
http://www.innerfidelity.com/images/Etymoticmc3.pdf
http://rinchoi.blogspot.jp/2012/04/etymotic-research-mc5.html
とはいえ100dB SPLでも1%切ってるので聴感上の問題はないでしょうが、
聴感上問題ない程度の低歪で十分ならより周波数特性の良いhf5(BA型)もありますから、
D型の中で選ぶなら個人的にはS2の方が良いかな、と思います。

ZH-DX200-CTに関しては測定条件の分かるデータがないのでなんとも言えませんが、
私が発売直後に試聴したときの印象では、7Hz辺りに余計なピークがあり、
10kHz以上は伸びず、特に良いとは思えませんでした。歪については記憶にありません。
実際どの程度のモノなのかはサッパリ分からないので、
イヤーシミュレータでの測定結果が見たいですね。

良い悪いの評価には主観が入るので絶対はありませんが、
一応私がどのような特性を良いとみなすのかはいずれ記事にまとめようと思っています。

| adc | 2013/11/20 20:48 | URL |

一目見ただけでもかなり美しいと分かるf特性ですね。

個人的にMDR-EX1000は、低域はともかく高域の荒っぽさが気になり、世評ほど好きではなかったので、この機種はかなり気になりました。

挿入深度による気柱共鳴の問題は、イヤーピースを別メーカーのコンプライや三段フランジに変えることで調節出来そうですが、adcさん的には邪道でしょうか?

ちなみに私は現在、同じくPHILIPSのSHE9700に三段フランジをつけたものを愛用しています。イコライザ無しでは低音過多で歪みがちなのは気になりますが、高域はかなり理想的になるので。。

| pineapple | 2013/11/21 20:20 | URL |

pineappleさん

イヤーピース交換は邪道ではないと思いますよ。
良い音を追求する手段の一つとしては正道ど真ん中です。

仰る通り、S2もイヤピを変えれば挿入深度をより深くすることは可能ですが、
そうすると導音管形状も変わり、外耳道内気柱共鳴以外の部分の特性も変化しまうため、
単純に細長いイヤピを使えば良いというものではないのが難しいところですね。
http://rinchoi.blogspot.jp/search/label/The%20Effect%20of%20Ear%20Sleeves

もしイヤピを変えるなら、迷走を防ぐため測定とスイープ信号聴取をしながら
挿入深度調節と合わせて自分好みに近づけていくことになりますが、
個人的にFidelio S2の装着感があまり好きではなく、
今はHD650やhf3で不満がないこともあり、そこまでやる気が出ず試せていません。

| adc | 2013/11/21 22:53 | URL |















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