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Creative AURVANA In-Ear2 (EP-AVNER2) レビュー 7本分

Pic_AURVANA_In-Ear2.png
Pic_AURVANA_In-Ear2_4.png

実売6000円強のBA型イヤホン。
対抗機種のリストはこちら → 低価格BA型一覧

※リンク メーカー製品情報ページ Amazon

アルバナ2は個人的に一番好きなイヤホンで、既に7本購入しています。
だからといってレビュー記事だけで7つも作るのは馬鹿らしいので、
過去の記事も合わせてこの記事にまとめました。

以下は7本分の周波数特性とインピーダンス特性の測定結果、
周波数特性の実用的チューニング例、使われているパーツについての情報、
どこがそんなに気に入っているのかという主観的評価
といった内容になっています。


■公式データ

Creative公式の開封動画


仕様、スペック(公式サイトより)
ドライバーユニット  バランスドアーマチュア ドライバー
周波数特性     15Hz~16kHz
インピーダンス    42Ω
音圧感度(1kHz)   110dB/mW
入力プラグ      金メッキ3.5mmステレオミニ
ケーブル       OFCケーブル約1.2m
重量          約11g



■周波数特性
2~5本目のLR、8個体のRECD補正後データ ※RECDについて詳しくはこちらを
FR_AURVANA_In-Ear2_2345_RECD_N.png


個体別データ
1本目は旧型自作カプラによる測定のため、
4kHzに余計なピークが出るなどの問題が生じています。
新型カプラと旧型カプラの違いについては以下のリンクを参照して下さい。
http://monoadc.blog64.fc2.com/blog-entry-118.html

RECD補正後データ
1本目 2本目 3本目 4本目 5本目 6本目 7本目

生データ
1本目 2本目 3本目 4本目 5本目 6本目 7本目



■インピーダンス特性
3~5本目のLR、6個体のデータ (全て室温29℃で測定)
Imp_AURVANA_In-Ear2_345.png

個体別データ
1,2本目は室温15℃、3,4,5本目は29℃で測定。
1本目 2本目 3本目 4本目 5本目 6本目 7本目
 


■GND共通インピーダンス

0.5Ω ケーブルは3線

テスターでケーブルの共通インピーダンスを測る
http://monoadc.blog64.fc2.com/blog-entry-115.html



■周波数特性のチューニング例

・出力インピーダンスを変えた例
Zo_FR_AURVANA_In-Ear2_N_RECD.png
0.1Ω時の特性は実測値、他は計算値、全てRECD補正後データ

・Walkmanイコライザの使用例
FR_AURVANA_In-Ear2_2_R_RECD_N_EQ.png

SHUREのソフトフォームイヤパッドで気柱共鳴によるピークを抑え、
ウォークマンのイコライザで400Hzを-1、2.5kHzを+2してやると
ER-4Sにかなり近い周波数特性にできます。

AURVANA In-Ear2は元々ほとんど凸凹のない素直な特性なので
イコライザやアッテネータの使い方さえ知っていれば
これ一本でかなり幅広い範囲をカバーできるイヤホンだと思います。



■構造、使用パーツ
Pic_AURVANA_In-ear2b9.png
アルミ製ハウジング。内径6.3mm、外径7.6mm、長さ11.0mm。
ケーブルブーツ部分の穴径は2.6mm。
写真には入っていないが、ステムは外径3.4mm、長さ7.1mm。

Pic_AURVANA_In-ear2b8.png
レシーバと音響抵抗。
レシーバはSonionの2356、音響抵抗も同じくSonionのSSD 06(3300Ω)。
http://www.sonion.com/Products/Transducers/Receivers/2300%20Receiver.aspx
http://www.sonion.com/Products/Modules/Sonion%20Sound%20Dampers.aspx



詳しい分解方法や分解過程の写真は以下の記事を参照。
http://monoadc.blog64.fc2.com/blog-entry-111.html




■主観的評価

以下個人的に気に入っている部分と気に入らない部分について。
私の主観が多分に含まれていますのでご注意を。


気に入っている部分

・凸凹のない周波数特性、インピーダンス特性
大きなピークがあると変な音になってしまいますから
これ自体が音質面での大きなメリットと言えますが、
イコライザやアッテネータによる音質調整がしやすいという点でも非常に優秀です。

・高域の再生限界が広い
12kHz、15kHzに上手くピークを配しており、
高域の再生限界はカナル型の中ではかなりマシな部類に入ります。

・ハウジングが細く、短く、軽い
ハウジングのステム部分を除いたサイズは φ7.6mm × 11.0mm 。
細さだけ、短さだけならこれより上は数多くありますが、
これ以上の細さと短さを両方兼ね備えたイヤホンは殆どないのでは。

細さゆえにハウジングが耳に触れず、
さらに非常に軽いため装着感は素晴らしいです。

また、短さゆえにハウジングが耳から飛び出さず、
深めに挿すと真正面からは装着しているのが見えないほど。
ファッション的にイヤホンが目立つのが嫌な場合や、
寝転がって耳を下にした状態で寝ホンとして使いたい場合にも向いています。

・ステムが細い
ステムはShureやER-4とほぼ同じ太さで、かなり細い部類に入ります。
そのため、イヤーピースの選び方次第で耳に深く突っ込んで装着することも、
浅く装着することもできます。装着の深さは音質にも装着感にも影響するので、
これを自在に変えられるのは大きな長所と言えるでしょう。

・プラグが非常にコンパクト
私の知る限り、プラグのサイズは全イヤホン中でも最小クラスです。
DAPにつけても嵩張りません。

・デザイン
アルミニウム製のプラグ、分岐部、ハウジングにダークブラウンの色味、シンプルな形状。
そして何より小さくて目立たない。個人的にはとても良いデザインだと思います。

・分解が容易な構造
この前の記事で紹介しましたが、
http://monoadc.blog64.fc2.com/blog-entry-111.html
このイヤホンは非常にシンプルな構造で容易にパーツまで分解できます。
普通に使う分には全く関係ないですが、
断線修理、リケーブル、ドライバや音響抵抗の交換まで簡単にできるので
私にとってはかなり嬉しいところです。



イマイチな部分

・LRの識別が難しい
ハウジングがLR同形で識別用の凸もついていないため、
識別するには印字を見るしかありません。
私は普段からケーブルを耳掛けにして付いた癖でLRを識別していますが、
それでも分かりにくいことに変わりはありません。
個人的にはこのイヤホンの一番の欠点だと思います。

・BA型にしては音漏れが多め
あくまでBA型にしては、というレベルで
カナル型全体の中では決して多い方ではないと思います。
私は音漏れを気にする必要があるような場所では
イヤホン自体使わないことにしているので気にしたこともないのですが。

・イヤーピース~ケーブル付け根の距離が短い
普通の(ケーブルを下に垂らす)向きで深めに装着すると
ケーブルブーツが耳に触れやすいので気になる人もいるかもしれません。
私は常にケーブルを耳掛けにして使っているので全く気になりません。





| イヤホンレビュー | 21:29 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

自分もいつの間にか常用するイヤホンの3つに入るようになりました。
直列に22Ωの抵抗を挟み、イヤチップは低反発ポリウレタンで使用しております。
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/196743/
イコライザは無くてもいい塩梅で鳴っております。
高音は刺さる寸前まで出るし、ER-4よりも低音は出ていますので
普段使いとしてはかなりのバランスです。

| ななし | 2015/02/04 17:09 | URL |

バランスをどう感じるかは人次第ですが、記事中でも説明した通り
このイヤホンは素直な特性なので好みに合わせた調整が効きやすいですね。
私は出力インピーダンスを30Ω程度にして
純正イヤピで外耳道の共鳴が9kHzに出るように装着して使っています。

| adc | 2015/02/08 01:39 | URL |

ありがとうございます。

出来れば30Ω挟んだ状態のグラフを見てみたいです。時間のある時にでもお願いいたします。

| | 2015/02/15 16:44 | URL |

ZH-DX200-CTも同じような特性な気がするのですが
気のせいですかね

| | 2015/02/21 22:06 | URL |

Re: ありがとうございます。

> 出来れば30Ω挟んだ状態のグラフを見てみたいです。時間のある時にでもお願いいたします。

記事中に出力インピーダンスを変えた場合の特性を追加しました。
以前から他記事に載せていたものの転用なので30Ω丁度のグラフはありません。
どうしても必要であればご自身で計算して下さい。必要なデータは載せています。

| adc | 2015/02/28 21:18 | URL |

> ZH-DX200-CTも同じような特性な気がするのですが
> 気のせいですかね

ZH-DX200-CTの測定データが見当たらず、確かなことは言えません。
なので以下私見で回答しますが、あまり似ていないと思いますよ。

私がZH-DX200-CTの試聴をしたときの印象は以前コメントしています。
http://monoadc.blog64.fc2.com/blog-entry-162.html#comment36

AURVANA In-Ear2の特徴としては、不要ピークがない点、高域の再生限界が比較的広い点、出力インピーダンスや挿入深度による音質の調整をしやすい点などが挙げられます。

一方ZH-DX200-CTは7kHz辺りに不要なピークがあり、10kHz以上の音圧低下が大きく、出力インピーダンスによる音の変化はなく、ステムが太短いため挿入深度の自由度は低いです。それから帯域バランスもそれほど似ていなかったように思います。

| adc | 2015/02/28 21:52 | URL |















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