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スピーカーのエージングと音質 実験

エージングでスピーカーのインピーダンス特性はどの程度変化するのか?
という実験を行ってみました。

対象はLSF-A55(CORE-A55付属スピーカー)、
SP-EXS1(EX-S1付属スピーカー)の2本です。

※リンク メーカー製品情報ページ CORE-A55 EX-S1


測定条件
測定時の室温は15.0±0.2℃(EMPEX EX-2728で確認)
測定方法は基本的にはいつも通りであるが、今回は周波数分解能を高くするため
Wavespectraのサンプルデータ数をいつもの4096から32768に変えている
また、S/Nを確保するため無負荷時WaveSpectraのRMS値が-5dBとなる電圧で測定を行っている
(いつもより15dB大きい)
測定はスピーカー ― AT567S(70cm) ― スピーカー端子-ステレオミニ変換プラグ(自作)
と接続して行った
つまり、測定値にはケーブルと変換プラグのインピーダンスも含まれている

エージング方法
WaveGeneで生成した25Hz、-1dBのサイン波のWaveファイルを
320kbpsのmp3に変換してSDカードに入れ、ボリュームを20に設定してKAF-A55で再生




■実験結果

LSF-A55(CORE-A55付属スピーカー)
BI_LSF-A55.png

4時間のエージングにより、
f0は244.9402Hz → 228.7903Hzと16Hz(7%)程度変化した。


SP-EXS1(EX-S1付属スピーカー)
BI_SP-EXS1.png

24時間のエージングにより、
f0は169.574Hz → 153.4241Hzと16Hz(10%)程度変化した。



■おまけ

エージング終了後、室温13~15℃の室内に
約12日間放置したときのSP-EXS1のインピーダンス特性の変化
BI_SP-EXS1_2.png

放置によりスピーカーの特性が徐々にエージング前の状態に戻っていることが分かる。
f0はエージング前は169.574Hz、24時間エージング後では153.4241Hzであったが
280時間の放置により165.5365Hzとなった。



■結論

今回測定した2種のスピーカーではエージングによりf0が低下した。
また、僅かながら20Hz~20kHzの全域でインピーダンスの上昇も見られた。
エージング後、音を出さずに放置するとスピーカーは徐々にエージング前の状態に戻った。



以上、スピーカーのエージング実験でした。
イヤホンの場合とは異なり、はっきりとエージングの効果が観察できるのが面白いです。
この変化が聴感に影響を及ぼすほどのものかどうかはまた別問題なので分かりませんが…

イヤホン(ヘッドホン)とスピーカーでは全く話が違うということは良く分かりますね。
振動系の質量が文字通り桁違いで、素材も異なり、
ダンパー(スパイダー)の有無など構造自体も異なることから考えても不思議はありません。

イヤホンでエージングの効果があるかどうかは、
イヤホンで実験してみないと分かりません。

| エージングについて | 19:19 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

abcさん

 大変に興味深い研究内容です。

 スピーカーとヘッドホンの差異についても同様の意見です。
 スピーカーのエージングのポイントは、スピーカーエッジと
 ダンパー(こちらの方が影響が大)の様に思います。

  有難うございます。

 

| 今井 明 | 2015/02/05 06:16 | URL | ≫ EDIT

そう言ってもらえると嬉しいです。

エージングについて調査した内容は以下の記事に一通りまとめております。
http://monoadc.blog64.fc2.com/blog-entry-92.html

| adc | 2015/02/08 01:52 | URL |















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