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ヘッドホンアンプの出力インピーダンスと音質

出力インピーダンスとは電池の内部抵抗のようなもので
ヘッドホンアンプ内部の真の出力とヘッドホン端子の間に
入っている抵抗と考えてよいでしょう。

わざわざヘッドホンアンプを買うようなマニアなら
アンプを選択、使用にするあたって絶対に把握しておくべき重要な特性

といっていいと思います。


■出力インピーダンスとイヤホンの周波数特性

Output_Impedance.png

イヤホン/ヘッドホンのインピーダンス R は周波数によって異なるため、
Z が0でない機器では、Z による音圧低下の大きさも周波数によって変わり、
結果として周波数特性に変化が生じます

BA型イヤホンなど、周波数による R の変化が大きな機種では
当然 Z による周波数特性変化も大きくなります。




■どの程度周波数特性が変化するのか

変化の仕方や大きさはイヤホン/ヘッドホンのインピーダンス特性に依存します。
ここでは、出力インピーダンスによる影響を大きく受けるBA型イヤホン、
hf3(hf5)TripleFi10の例を紹介します。


・hf3
Imp_hf3.png
Zo_FR_hf3_N_RECD.png


・TripleFi 10
Imp_TripleFi_10.png
Zo_FR_TripleFi_10_N_RECD.png
※Impedanceは出力インピーダンス82Ωのアンプを使い測定した実測値
 Z=0.1Ω時の周波数特性(FR)は実測値, 他のFRは0.1Ω時のFRとImpedanceから計算した値
 FRは全てRECD補正後データ


ヘッドホンアンプの出力インピーダンスとイヤホンの周波数特性
http://monoadc.blog64.fc2.com/blog-entry-80.html
の記事で他のいくつかのイヤホンについてもシミュレーション結果を紹介しています。




■市販のヘッドホンアンプの出力インピーダンスは?

ヘッドホン端子の出力インピーダンス一覧
http://monoadc.blog64.fc2.com/blog-entry-99.html
の記事にまとめましたのでそちらをご覧ください。




■出力インピーダンスの測定方法

測定のススメをご覧ください。
http://monoadc.blog64.fc2.com/blog-entry-60.html




■出力インピーダンス、ダンピングファクター、制動力の関係

http://monoadc.blog64.fc2.com/blog-entry-167.html
 「ダンピングファクター(DF)」は真の制動力を表すものではないというお話。
これを理解している人が便宜的に「DF」という言葉を使う分には良いですが、
物理を全く理解せず言葉の響きに騙されている人を良く見かけます。残念。




ちなみに、出力インピーダンスが低いほど「音質が良くなる」というわけではありません。
高いほど「音質が良くなる」というわけでもありません。
単に周波数特性(やクロストーク等)に影響する場合があるというだけの話で、
どの音が一番「良いと感じる」かは各人の好みの問題です。

ただ、最近のイヤホン/ヘッドホンはほぼ定電圧駆動を前提に設計されていると思われ、
また、出力インピーダンスを下げるのは難しいのに対して、上げるのは容易
(ER38-24のような抵抗入りケーブルを使えばよいだけ)なので、
基本的には出力インピーダンスが0に近いアンプやDAPを選ぶ方が良いでしょう。

| 音質に影響する要因 | 17:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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